カリフォルニアから水戸に来て生活をされているK様。水戸の暮らしは満足ながら、6畳のアパート暮らしの狭さと、思い通りに部屋をいじれないことがちょっと不満だったそうです。そんなK様がお家に求めたのは、やはり広々とした空間。今回のお家もけっして大きい建物ではありませんが、様々な工夫によってその思いを実現させています。

もともと間仕切られていたお部屋の仕切りを取り外し、大きな1つの部屋に変更。同時に天井も外してしまうことで、広さではなく高さも確保し大空間を実現しています。
またダイニングテーブルを、柱の周囲を上手に使った造作ものにしたり、棚の後ろの壁を取り外して素通りにしたりと、広く見せる工夫がいっぱいです。

さらに面白い工夫を発見!なんと押入れを"デスク"にしちゃいました!!「仕事ができるスペースは欲しい。だけど部屋の広さを確保するため、デスクは置きたくない。という私の無茶な要望を、スタッフの皆さんが見事に叶えてくれました。」と、笑顔でお話しくださいました。

お部屋はホワイトとダークブラウンで統一感を出したシンプルな印象。それでも無機質な感じがしないのは、もともとあった梁の木の質感や床材に使用したパイン材のあたたかみ、そしてご自身で楽しみながら塗った壁の自然な風合いの調和によるもの。
これぞリノベーションの醍醐味ですね。

広々とした部屋に窓から差し込む明るい陽射しが大好き。と、日差しに負けない、明るくやさしい笑顔がとても素敵なK様でした。

施工概要

地域
水戸市
リフォーム部位
キッチン・居室・内装全般
参考費用
約300万円